スマートフォンとガラケーは、当然、見た目の違いも大きいですが、機能の違いもかなりあります。一番大きな違いはインストールされているOSです。
ガラケーの場合、基本的に、各製造会社が独自に開発したOSがインストールされているため、画面の見た目や機能がばらばらです。そのため、同じキャリアのガラケーを買い換えたら、前の機種とは操作方法がまったく違うということも珍しくありません。
一方、スマートフォンの場合、インストールされているOSはある程度集約されています。なので、前に使っていたスマホのOSと同じ種類のものがインストールされているOSを買い換えた場合、画面の違いは多少あるかもしれませんが、機能の設定画面や設定項目はほぼ同じなので、前の機種の知識がそのまま流用できるのです。
また、スマートフォンのOSの情報は外部に公開されているので、個人や企業がOS用のアプリを作成することが可能です。そのため、アプリによって機能をカスタマイズしていくことができます。
今となってはすっかりスマートフォンが携帯電話の主流となってしまい、普通の携帯電話はショップに行ってもほとんど置いていなくて誰も使っていないような気さえしますが、一体何が違うのでしょうか。外観は平たく大きな画面とキーボードのないタッチパネルが特徴ですが、それが違いなのでしょうか。確かにその点も大きな特徴ですが、一番の違いは携帯電話会社以外の第三者が作ったアプリを利用することができる点です。つまりアプリを利用することで単なる携帯電話ではない機能を追加できることが最も重要な違いです。その為の基本的な高機能を提供するために見やすい大きな画面や、柔軟性の高い操作系を提供できるタッチパネルもあるといえるでしょう。つまりスマートフォンはアプリによって様々な専門機械になる携帯電話というわけです。そう考えるとパソコンのような機械とも言えるわけです。現在のスマートフォンはパソコンよりもむしろ様々な機能を持っています。GPSや高解像度のデジカメもパソコンには標準ではありません。つまりスマートフォンこそが最先端の万能の機械なのです。
最終更新日:2023/9/28